前回は、異業種転職時の時間の作り方について、転職準備の整理を主にご紹介しました。
今回は美容師が異業種で活かせる強みについてご紹介していきます。
美容師から他の業界、職種に転職する際、美容師で経験したこと、自分の強みが転職先でどのように役立つか、どう活かせるかを面接時に気かかれることが多いです。
美容業界、特に理美容分野のはどのようになっているのか知らない採用担当の人は多いです。
業界の特徴、自分がこれまでやってきたことを整理強みを理解できれば転職活動への自信につながります。
美容師の強み
例を挙げるとキリが無いですが、自分が転職の際に説明した強みを並べてみます。
- 聞く力
- 接客能力
- 目的達成のための自己研鑽
- 忍耐力
- 後輩・部下の教育、育成経験
面接を受ける前にその企業に対してどのように自分の強みを活かせるかを整理し挑みました。
それぞれがどのように活かせるか参考になるかまとめてみました
聞く力
これは美容師なら自分強みとしている人が多いのではないでしょうか。
いわゆるコミュニケーション能力があることを伝えるために、実際に背術する前のカウンセリングで行っていたやり方、お客様との認識の違いをなくすための対話であったり、体験を踏まえて説明することができると思います。
対応する時間や、人数はどの業種にも負けないくらい数をこなして来ているはずです。
十分アピールできる強みだと感じます。
どの仕事でもコミュニケーション能力を問われることは多いので、いつでも自分のストーリと合わせてアピールできるように準備しておきましょう。
接客能力
面接を受ける企業が接客能力を問う企業であるならば、必ずアピールすべき項目です。
接客能力には、コミュニケーション能力以外に、販促や、提案、クレーム対応など対お客様のスキルの説明になるので営業職、店舗営業職を希望しているならば、自分が行ってきた接客スタイル、大事にしていること(クレーム時など)、どのように対応するかなど日頃心がけていることを説明出来るよう準備しておきましょう。
自己研鑽・忍耐力
転職する年齢が若ければ、自己研鑽、ストレス耐性に関する質問をされることがあります。
転職する業界が未経験なら尚更です。
この人は、分からないことや、難しいことに対して努力できるのか、目標達成に取り組むことができるかなど、他業界からの転職ということは1から新しいことをする事でもあります。
未経験転職は中途でもありますが即戦力では無いし新卒採用でもありません。
その人のポテンシャル、他業界で活かせる部分をどれだけ説明できるかが大事になっていきます。
美容師で経験が浅くてもアピールできることは、辛いアシスタント時代を耐え抜いてきたメンタル、毎日の練習と努力してきたことでは無いでしょうか。
他の業界でも同じモチベーションで働ける意思、これまでどのように練習して上達したか、ただやるだけではなく成長の過程での工夫などアピールできるようもう一度振り返って自分の強みにしていきましょう。
教育・育成
美容業界に限らず、他の業界でも教育や育成が苦手、やりたくないと感じる方や実際に避けて通る方が多くみられます。
教育や育成の経験は十分スキルとして転職の際に役にたちます。
特に美容師は説明力、理解力ともに問われる仕事である為育成能力に長けている人が多くみられます。
セミナーを開いたり、外部に発信している経験も評価している会社も多くありました。
今後転職を考えていたり、個人のスキルを上げたいと感じているのであれば、美容師は教えることに関しては経験、実践できる場所が他の業界と比べて多くあるので、これまで意識していなかった方は、より強みとして説明出来るよう再度確認しておきましょう。
最後に
自分の強みを見つけることは転職活動の第一歩ですが、転職をしない方も自分の強みを再度確認するのはとてもお勧めです。
やってきたこと、経験したことを改めてスキルと捉え強みが分かると自信につながります。
逆に自分のスキルが足りないと感じるなら、必要なスキル経験を得るために行動に繋げることができます。
自信を持って転職活動に取り組めるとさらに視野が広がります!どんどん自分を見直していきましょう!
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